
2020-11-25掲載
高年齢労働者労働災害防止対策に向けたより一層の取組について【熊本労働局】
熊本労働局からのお知らせです。
近年、高年齢労働者の就労が増えており、過去10年で60歳以上の雇用者数は約2倍に増加しています。労働災害においても高年齢労働者の占める割合が増加傾向にあり、熊本県においては休業4日以上の労働災害発生件数に占める60歳以上の割合は、今から10年前の平成22年は18.7%(332人)でしたが、令和元年には30.4%(601人)と右肩上がりに増加しています。
令和2年の年齢別発生状況を見ますと、60歳以上の割合は9月末時点で32.9%(427人)と、高い水準で推移しています。
高齢化社会の進展に伴い、この傾向は今後さらに大きくなるものと予想されています。こうした中、厚生労働省は令和2年3月に事業者及び労働者に求められる事項を取りまとめた「エイジフレンドリーガイドライン(高年齢労働者の安全と健康確保のガイドライン)」を策定しました。
今後さらに増加が予想される高年齢労働者の労働災害を防止するため、事業場における自主的な安全衛生管理の徹底による労働災害防止活動を一層強力に進める必要があります。
つきましては、下記事項等による労働災害防止への自主的取組が、各事業場で実施、徹底されますようお願い申し上げます。
1、高齢者対策について
ア 機械設備・作業環境・作業方法の改善を行う
イ 健康の保持増進、快適な職場環境を形成する
ウ 安全衛生教育を実施する
エ 「エイジアクション100」による職場内点検を実施する
2、転倒災害の防止の取組
ア すべての作業場所、道路について段差や凹凸等の解消につとめる
イ 4S(整理、整頓、清掃、清潔)の徹底のため、事前準備・後片付けの確保と点検を行う
ウ 適正な履物を選択する
エ 危険個所の「見える化」を行う
オ 転倒予防のための健康(体力)づくり
3、腰痛災害防止の取組
ア 事業場のトップが、腰痛予防対策に取り組む方針を表明する
イ 重量物取扱い作業などについて、作業姿勢、重量などの観点から、腰痛発生リスクを評価する
ウ 腰痛発生リスクが高い作業から優先的に、リスク回避・低減措置を検討し実施する。
その他、詳細につきましては、上記URLや厚生労働省のホームぺージをご確認お願い致します。
近年、高年齢労働者の就労が増えており、過去10年で60歳以上の雇用者数は約2倍に増加しています。労働災害においても高年齢労働者の占める割合が増加傾向にあり、熊本県においては休業4日以上の労働災害発生件数に占める60歳以上の割合は、今から10年前の平成22年は18.7%(332人)でしたが、令和元年には30.4%(601人)と右肩上がりに増加しています。
令和2年の年齢別発生状況を見ますと、60歳以上の割合は9月末時点で32.9%(427人)と、高い水準で推移しています。
高齢化社会の進展に伴い、この傾向は今後さらに大きくなるものと予想されています。こうした中、厚生労働省は令和2年3月に事業者及び労働者に求められる事項を取りまとめた「エイジフレンドリーガイドライン(高年齢労働者の安全と健康確保のガイドライン)」を策定しました。
今後さらに増加が予想される高年齢労働者の労働災害を防止するため、事業場における自主的な安全衛生管理の徹底による労働災害防止活動を一層強力に進める必要があります。
つきましては、下記事項等による労働災害防止への自主的取組が、各事業場で実施、徹底されますようお願い申し上げます。
1、高齢者対策について
ア 機械設備・作業環境・作業方法の改善を行う
イ 健康の保持増進、快適な職場環境を形成する
ウ 安全衛生教育を実施する
エ 「エイジアクション100」による職場内点検を実施する
2、転倒災害の防止の取組
ア すべての作業場所、道路について段差や凹凸等の解消につとめる
イ 4S(整理、整頓、清掃、清潔)の徹底のため、事前準備・後片付けの確保と点検を行う
ウ 適正な履物を選択する
エ 危険個所の「見える化」を行う
オ 転倒予防のための健康(体力)づくり
3、腰痛災害防止の取組
ア 事業場のトップが、腰痛予防対策に取り組む方針を表明する
イ 重量物取扱い作業などについて、作業姿勢、重量などの観点から、腰痛発生リスクを評価する
ウ 腰痛発生リスクが高い作業から優先的に、リスク回避・低減措置を検討し実施する。
その他、詳細につきましては、上記URLや厚生労働省のホームぺージをご確認お願い致します。