職場における熱中症予防対策の徹底について

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 熊本労働局よりお知らせです。

 今般、厚生労働省において、全国の職場における熱中症による死傷災害の発生状況(速報値)が取りまとめられたところ、直近5年でみると、本年7月までの休業4日以上の死傷者数は2番目の多さとなり、特に7月単月では最多で、昨年を大きく上回る状況となっています。(「職場における熱中症による死傷災害の発生状況(速報値)」参照)。
 例年8月は死傷災害の発生件数が最多となっており、向こう1ヶ月の季節予報では平均気温が平年より高い見込みと予想されており、対策に万全を期すことが重要です。
 このため、令和3年4月20日付基発0420第3号「職場における熱中症予防基本対策要綱の策定について」及び令和6年2月27日付基案発0227第1号「令和6年「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」の実施について」に基づいて、関係事業者は熱中症予防対策をお願い致します。。特に、厚さ指数(WBGT)を把握、活用して、必要に応じて作業の中断等を徹底することや、異常を認めたときは躊躇なく救急隊を要請することなど、状況に応じた熱中症予防対策の実施について、一層の取り組みを進めていただくようお願い致します。

【参考情報】
・職場における熱中症予防基本対策要綱の策定について(令和3年4月20日付け基発0420第3号)
https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/000633853.pdf
・STOP!熱中症 クールワークキャンペーン
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000116133.html
・環境省:熱中症特別警戒情報(熱中症特別警戒アラート)・熱中症警戒情報(熱中症警戒アラート)
https://www.wbgt.env.go.jp/alert.php

<職番における熱中症による死傷災害の発生状況(速報値)>

1~5月6月7月7月末までの累積数
令和6年19(0)40(0)188(10)247(10)
令和5年22(0)45(0)148(11)215(11)
令和4年18(0)118(5)116(8)252(13)
令和3年9(1)26(0)55(2)90(3)
令和2年14(1)57(0)22(2)93(3)
※都道府県労働局が把握した、休業4日以上の死傷者数(括弧内は志望者数)

(参考)令和5年の職場における熱中症による死傷災害の発生状況(確定値)については、下記のホームぺージに掲載。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40473.html

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