【3/24(金)】台北市進出口商業同業公會(IEAT)とMOUを締結

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 熊本県下9商工会議所で組織する熊本県商工会議所連合会は、令和5年1月の台湾訪問を機に、台湾最大の商業団体である「台北市進出口商業同業公會(IEAT)」と経済交流促進に向けた協議を重ね、3月24日(金)、IEATとの間でMOUを締結した。

 IEATからは台北とのチャーター便就航にあわせ13名が来熊。締結式で久我彰登会長(熊本商工会議所会頭)は、「TSMCの進出による経済効果は10年間で4兆3千億円に上ると試算されるなど、熊本にとっては明治維新に匹敵する転換期。IEATとのMOU締結は熊本にとって重要なターニングポイントになる。」と挨拶。また、IEATの黄教漳理事長は、「熊本訪問の目的は、台湾が半導体産業に加えて熊本と協力できる産業ビジネスチャンスを探ること。今後、食品産業、観光業、製造業、サービス業など多くの台湾企業が熊本県に進出し、様々なビジネスチャンスを模索・把握し、台湾と熊本県の経済貿易協力を強化することが期待されている。」と挨拶した。

 MOUでは、「貿易・投資・市場等に関する情報交換を通じて、ビジネス環境のさらなる向上に向けた協力を図ること」や「国際見本市、セミナー、商談会等に関する情報交換と、その際の広報や参加に係る支援を行うこと」など4項目が盛り込まれ、今後、台湾と熊本の相互発展に向けた連携を推進していく。

 MOU締結式終了後には、IEAT訪問団の歓迎レセプションを開催し、熊本県からも行政、経済界の関係者が多数出席。会場では舞踏団 花童&はつ喜の舞台や箏の演奏を披露するなど、熊本流のおもてなしでお互いに交流を深めた。

写真上)挨拶する久我会頭と台北市進出口商業同業公會(IEAT)黃教漳理事長
写真中)MOU締結式
写真下)歓迎レセプション